ある女優さんが弱った子猫を動物病院から保護したけれど、結局死んでしまった…。
というニュースを見ました。
子猫は、オークションに出されていた子を獣医さんが弱っていたために
買い取ったとも見ました。
オークションは信用の場なので、弱った子猫を出す業者などはすぐに業者間で
うわさが広がり、その業者が出した動物は誰にも買い取られなくなってしまう…
のが実際の現場です。
子猫の写真を見ましたが、とても買い取る業者がいると思えないくらい小さくて
弱々しい子でした。見かねて、獣医さんが手を差し伸べたのかもしれません。
批判や意見はここでは述べるつもりではないので、私の経験を書かせていただきます。
子猫は離乳するときに、ほぼほぼおなかの調子を崩します。
お母さんのお乳だけを飲んでいた子がいきなりおなかに固形物を入れるのですから、
当然といえば当然です。ここで、子猫を弱らせてしまう場合があります。
写真の子は離乳前から栄養状態が悪そうでしたが、そういう子に、そして
離乳時にご飯に混ぜるといいものがあります。
それは、エビオス錠…ビール酵母、です。
すぐに無ければ薬局にビオフェルミンの粉末が売っているのでそれを使うのも
悪くありませんが、私の一押しはビール酵母の粉末です。
楽天さんなどで送料無料のものも売っていますので、もし子猫の離乳や成長に
不安がある方は使ってみてください。(あくまで私の経験ですので、効果が
見られない子はすぐにストップしてくださいね。)
ちなみにお母さん猫にあげるのも効果◎です。
お母さんのフード(缶詰など)に混ぜてあげると、お乳がよく出るようになるのか
子猫も大きくなりやすいです。
もちろん、与えすぎてもいけないので、お母さんも子猫も便の様子を見ながら
与えてあげてくださいね。
ちなみに私がブリーダーさんのお手伝いをしていたころには、犬にも使っていました。
特に犬も猫もですが、多頭数生んだ時にはすごく役に立ちました。
一度ヨークシャテリアが8匹生んだのですが、缶詰にビール酵母の粉末を多めに入れて
食べさせていたところ、1匹は死んでしまったのですがあとの7匹は普通の大きさに
育ってくれました。もちろん離乳食にも混ぜました。
批判や意見を述べるつもりはないと書きましたが、やはりああいう弱った子は
ブリーダーさんや愛護団体の方など、豊富な経験があり、なおかつ様子の変化に
敏感に反応できる距離にいてやれる人に預けるべきではなかったのかなぁ、と
思います。
ビール酵母の件は、あくまで自己責任でお願いしますが、よろしかったら少量ずつ
から始めてみて、良さそうなら続けてあげてください。
栄養満点なのでおなかが丈夫になり、おなかが丈夫になると下痢が止まり体力も
回復します。体力が回復したら食べられる量も増えてくるので、運動も活発に
できるようになり、よく食べ元気になり体も大きくなります。
抱いてみて、思ったより重いなぁと感じるくらいがベストです。
※お勧めですが、ほんと~に自己責任で!(^^; お願いしますね。
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